祈りの鐘

東日本大地震発生からちょうど1年。
大地震が発生した14時46分、銀座のランドマーク和光本館の時計塔から鐘が11回、1分後の14時47分にもう1回、計12回鳴った。テレビ各局では大震災の特別番組が行われ、追悼式では「黙とう」が呼び掛けられた。和光ではこの1分間の黙とうの合図として鐘を鳴らしたもので、正時以外に鐘を鳴らすのは初めてのことだという。
wako-2011-311-1446.jpgちょうどその時間、もあちゃんママは銀座4丁目の交差点に偶然居合わせて、和光の時計塔を撮った。銀座三越前には歩けないほどの人だかりで、異様な雰囲気を察知した赤ちゃんが泣いていた。時計塔の鐘の音とともに、道行く多くの人々が両手を合わせて黙とうを捧げ、47分を知らせる鐘が一つ鳴るとそれぞれ四方へと散って行ったという。
1年前3歳になったばかりのもあちゃんは、津波の映像を見て「つなみ」という言葉とその意味を早くも知った。今日自宅にいたもあちゃんとパパも黙とうを捧げた。亡くなった多くの人々のために。この瞬間を風化させない警鐘とするために。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする