バンサンカ

「ヴァンサンカン 」(vingt-cinq ans)はフランス語で25歳を指す。
「バンサンカ」は「晩産化」のカタカナ表記で、ヴァンサンカンとは似て非なるものだが、1975年(昭和50年)には、まさにヴァンサンカン世代である25.7歳が第1子の母親の平均出生時年齢だった。
ところが、先頃発表された「平成25年版少子化社会対策白書」によれば、2011年で第1子の母親の平均出生時年齢が30.1歳と初めて30歳を超え、「晩産化」が進んでいることがわかった。
それだけではなく、初婚年齢は夫が30.7歳、妻が29.0歳となり、「晩婚化」も進んでいる。さらに50歳時点の未婚率は、男性が20.14%、女性が10.61%となり、「非婚化」も高まっている。
「バンサンカ」「バンコンカ」「ヒコンカ」。これらを何とかしないと、日本の未来は危うい。

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コメント

  1. ピコプリモ より:

    赤松公園のフリマを検索していたらこちらのブログにたどり着きました。もしかしてご近所さんかも知れませんね。
    高齢子育てを私たちもしています。娘8歳、母親46歳、父親47歳です。娘二十歳で私は還暦です。

  2. papa50 より:

    ブログへの訪問、ありがとうございます。
    「娘二十歳で私は還暦」とは名文句ですね。還暦を数え年で数えることを知ってること自体、歳を重ねた子育てをしている親ならでは…。
    これからもよろしくお願いします。