車内ベビーカー

日本民営鉄道協会から 平成26(2014)年度駅と電車内の迷惑行為ランキングが発表された。それによると、会話や音に関する迷惑行為が今年も上位になっている。
ちょっと注目したいのは、男性と女性で迷惑と感じる行為に差が見られることだ。総合7位にランクされている「混雑した車内へのベビーカーを伴った乗車」は総合7位で19.5%。これを男女別にみると、男性は8位16.5%(前年は10位1.2%増)、女性は3位30.2%(前年は3位2.8%増)となっていて、男性は寛容(無頓着?)で女性の方が車内のベビーカーの乗車には厳しいという結果になっている。
総合
1位 騒々しい会話・はしゃぎまわり等 33.2%
2位 座席の座り方 31.7%
3位 乗降時のマナー 27.9%
4位 携帯電話・スマートフォンの着信音や通話 24.7%
5位 ヘッドホンからの音もれ 24.5%
6位 荷物の持ち方・置き方 22.3%
7位 混雑した車内へのベビーカーを伴った乗車 19.5%
8位 ゴミ・空き缶等の放置 16.9%

子育ての先輩、年配の女性はベビーカーをほとんど使わなかった世代だから辛口になりがち。結婚前の女性は子育て中の移動の苦労を体験できにくいから致し方ない。さらに、ベビーカーが乗り心地を追求して大型化していることも男女のパーセンテージを押し上げているひとつの原因ではないかと思うのだが、どうだろう。

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