今日のニュースでいちばんの衝撃は、赤ちゃんパンダが死んだことだろう。
死因は母乳を気管支に詰まらせたことによる肺炎。ジャイアントパンダは、自然交配による妊娠、出産自体が難しい上、産まれても赤ちゃんは未成熟なため1週間以内の死亡率は6~7割だという。この数字を見る限り、残念だが仕方のないことかもしれない。
子どもが産まれる時の体重は、人間は母親の1/17前後(子2800g、母48kgと想定)、犬や猫は30分の1、しかしジャイアントパンダは1/600~1/700というから、体重だけ見てもいかに未成熟な状態で産まれてくるのかがわかる。
来年の春の“奇跡”に期待したい。